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心 メンタルとスポーツの情報発信

伊藤美誠選手に黄色信号点滅❓

待ちに待った 世界卓球選手権が始まった。

しかし 伊藤美誠選手の頭上には 黄色信号が点滅している。赤信号に変わらないことを祈るばかりです。

伊藤美誠選手は シングルス ダブルス ミックスダブルスと三種目に出場します。

全日本選手権で三種目二連覇と言う快挙を成し遂げている。

しかし カタールOPで三種目に出場しミックスダブルスでは決勝に進んだが中国ペアの圧倒的な強さの前に屈してしまいました。

ダブルスは世界ランキング1位の立場ではありましたが中国ペアに完敗をしました。

シングルスでも世界ランキング1位丁寧選手に完敗でした。

確かに試合スケジュールが厳しく間隔がなく体や精神を休める間もなく試合をしています。全日本は国内の試合 スケジュールも考慮してあるだろうしレベルが違う。

世界卓球選手権で三種目でることは大変なリスクを背負うことになっています。スケジュールも厳しく 選手のレベルも格段に高くなっています。

シングルスで優勝するには 四人の中国選手を倒さなければなりません。一人の中国選手を倒すことも大変なことです。

伊藤美誠選手が決勝まで勝ち進む為には SUN Yingsha選手 王曼ユウ選手 陳夢選手と中国選手で実力 勢いのある選手達に勝たなければなりません。

先ず 最初に対戦するSUN Yingsha選手がシングルスに於いてポイントになって来ると思います。この一戦に勝てれば勢いに乗ることが出来るかもしれません。

2018年 SUN Yingsha選手との対戦はシングルスで1回 ダブルスで4回あります。

ダブルスは2勝2敗
シングルスはドイツOPベスト16で対戦しています。
伊藤美誠 3-4 SUN Yingsha
フルセットで負けています。

伊藤美誠選手は自分の方が経験があり 相手は初出場だから経験を生かして勝ちに行くと言っていましたが
初出場だからといってSUN Yingsha選手はびびらないと思います。

SUN Yingsha選手は 伊藤美誠選手と同じように精神的にタフな選手ですし 大変気が強い選手だと思います。この試合に勝つか負けるかが世界卓球選手権での結果が大きく変わるように感じています。

中国選手は二種目以上は出場していません。無駄に体力を消耗させない為です。そして シングルスの優勝を最優先に考えて大会に望んでいるからです。

伊藤美誠選手は各国の出場選手の中でも もっとも小さい選手ではないでしょうか。体力的な面で最初からアドバンテージがありません。
そんな中 スケジュールが厳しい三種目出場はどう見てもいい材料を見つけることはできません。

伊藤美誠選手は グランドファイル 全日本 カタールと大きな大会で続けて三種目出場で経験を積んで来ています。また練習に於いても三種目をこなし体力の強化 頭の切り替えの強化をして来てはいます。

さかんに体力的には手応えを感じていると言っています。頭の体力を付けたいとも言っています。

緊迫した ここ一番と言う所で自分の思ったプレーが出来るか 出来ないかは試合の中でないとわからないことです。それを踏まえてどれだけの準備が出来ているのかが重要になって来ると思います。

思うように頭が働かない 頭が回転しないと言うことはどう言うことでしょうか。

脳は体重比で2%たらずですが 脳が消費するエネルギーは20%もあります。脳は体のどの部分よりも過度に働いています。

脳のエネルギー源は ブドウ糖のみで脳の中に少量しか蓄積できません。血液中にあるブドウ糖をエネルギーにしています。血液中のブドウ糖は常に一定に維持されていて特別に増やせるわけではありません。

ブドウ糖は 炭水化物 ご飯パンなどのなどのでんぷん質から作られます。ビタミン ミネラルはブドウ糖代謝に欠かせない栄養素で 野菜や果物などをバランスよく摂取することが理想的だと言われています。

厳しいスケジュールの中食事での体調管理は不可欠です。

頭の回転を良くすることで もっとも大切だと思うことがあります。

脳をオーバーヒートさせないと言うことです。

体のどの部分よりも過度に働く脳。たとえ椅子に座って休憩していても脳は働き続けています。このように重労働を休憩なしに続けていれば脳はオーバーヒートしてしまいます。

ましてや 試合で常にフル回転している脳の負担は普通に生活している人の何倍も大きなものだと思います。

休憩していても 起きているだけでも脳は働き続け 知覚や思考の処理をし続けています。

頭の回転を良くして置くには 食事での体調管理と睡眠が必須になって来ます。

だから中国は無理な試合スケジュールを組まないのだと思います。

試合での過度な肉体的疲労と極度な精神的な疲労はプレーに大きな影響を与えます。
疲労した肉体では思うように体が動きません。指令を出す脳の働きが低下していては思うどうりのプレーが出来なくなります。

脳に酸素とエネルギーブドウ糖を運ぶ血液の循環が思いどうりに出来ていないことで
疲労回復や頭の回転に影響を与えているように思います。人の脳は酸素の供給がなされなければ死んでしまいますから・・・・・

試合と試合の間をどれだけ有効に活用して体を休め 体力の維持を図れるか 脳をオーバーヒートさせない為に短くても睡眠が取れるかが頭の回転を良くしておくポイントになって来ると思います。

脳がオーバーヒートしたら当然 体は動きません。
考えることも出来ません。
人の行動は無意識な脳の働きによって起こっています。

試合の過密スケジュールの中 伊藤美誠選手はどうやって 体力の維持と脳のオーバーヒートを防いで試合をこなし勝ち続けて行くのでしょうか。

その解答が明確になっていなければ世界卓球選手権
黄色信号の点滅から赤に変わることになってしまうように思います。

カタールでの経験が糧となって練習や生活の中で準備を整え 試合でのマネジメントをして望んでいると思いますが 試合スケジュールの厳しい現状不安が残ります。

黄色信号の点滅を青信号に変え勝ち進んで行けるか注目して行きたいと思います。

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世界を獲るノート vol.4 早田ひな選手編

早田ひな選手 2000年生まれ黄金世代
みう みま ひなと言われ日本女子卓球会期待の一人

本来右利きの早田ひな選手なのに卓球では レフティ
左でラケットを持ちプレーしている。

初めて卓球をしたときは右で打って居たそうです。
思うように打てず 左にしたら良くなったので左でプレーするようになったそうです。
面白いなと思いました。
元々右利きなのに左の方が上手くボールを打てるなんて普通では考えにくいですね。

卓球に限らずスポーツの世界では 左利き と言うのは有望な選手でトップで活躍する選手に成れるように思います。

左利きで 私が感じることは頭が良い 器用 人とは違うものを持っていると言う事です。

彼女から感じることは 負けん気が強い 芯が強い
人に流されないで自分をしっかり持っている。
その反面 明るくヒョウキンな所もあり楽しく可愛い所があります。試合中の彼女からは想像が着かないですが時おり試合中でも面白い顔しています。

みうみまひなと言われますが 卓球環境は二人とは違っていました。

平野美宇さんは家族全員が卓球選手で お母さんが自宅で卓球教室をしています。
自然と卓球を始め強くなって行きました。

伊藤美誠さんはお母さんがインターハイに出場した事がある卓球選手でした。
スパルタ式で卓球を教え世界一に成れるように鍛えていました。

早田ひなさんの両親は卓球とは無縁でした。
トップで活躍する選手達は両親が卓球をしている。幼い頃から親がコーチをして教えています。

スタートの時点で大きな差がある彼女が今平野美宇 伊藤美誠と肩を並べるまでになれたのでしょうか。

家族の支えが大きかったのは言うまでもありません。
諦めない彼女の強さが大きいと思います。
お母さんが言ってました。
ひなが諦めないないから私も諦めなかった。親として出来ることをして上げようと・・・・・

ノートを書くことはお母さんが進めたそうです。
振り返りになるからと。

両親が卓球選手でなかったので 家に卓球台もなく
両親から指導してもらえることもない。練習も限られて来る。
ノートはもう一人のコーチではないかと考えることも出来ると思います。

以前 松岡修造さんが取材した時彼女が言っていました。

両親が卓球選手でないから教えもらうことはできないし卓球台もない。ノートを書くことで自分の卓球を考え振り返り 課題を克服して行く。ノートに全てが詰まっている。と・・・

ノートに書くことで 自分の考えや感情を素直に吐き気出すことができる。
自分の技術 体力などの課題から気持ちの持ち方まで見直し改善して行けると思います。

誰しもがノートを書くことはできるが続け自分を成長させることができる人は少ないと思います。

世の中では三日坊主で終わってしまう人が多い。
彼女は小学生から今も続けている。

気持ちが強いから・・・・・

それだけだろうか?

彼女は小学生の頃から 自分自身を持っていた 自立心を持っていたのではないかと思います。
人の言う事に左右されないでしっかり自分を見つめていたのだと思います。

それと 伊藤美誠 平野美宇の二人との出会いだったように思います。二人のように強くなりたいと追いかけた事も要因だったように思います。

ワールドツアーでみうみまの二人が早くから活躍し最年少記録を作る中 地元の卓球クラブに残り自分自身の実力アップに努めていた。自分の事を見つめることができないとできない事だと思います。

全中では 伊藤美誠に勝ち優勝し インターハイでは 橋本帆乃香に勝ち優勝しています。

彼女は言っていました。
今は自分の方がレベルは下だけど最後に勝てば良いと・・・
自分自身を見つめて 今の自分を受け入れ目標とする先を見据え努力するからこそ ノートを書き続けられて強くなって行けるのだと思います。

それは 彼女の人間性であり 自立心があるからだと思います。

彼女が目標に上げる 東京オリンピックで金メダル。彼女に取って金メダルを取ることは自分を支えてくれる両親や石田コーチなどサポートしてくれる皆さんへの感謝なのだと思います。

代表争いに重要な世界卓球選手権が始まりましたが 彼女は重要なシングルスの試合に出ることができない。

最終選考会 99%代表権を掴んだと思われた試合で自ら崩れて代表権を失ってしまいました。

芯の強い彼女がここ一番大事な場面で精神的な弱さを出して 大きな課題をもらった試合でした。

こんな状況で人は気持ちを切り替えることができるのでしょうか?

立ち直ることは容易にできるでしょうか?

その後すぐTリーグファイルの決勝戦がありました。
フルセットジュース 相手にマッチポイントを握られながら強気で攻め気持ちで負けずポイントの取り合いを制して勝ち チームを優勝に導きました。
Tリーグ13勝0敗でMVP
辛い苦しい気持ちを抱えた中結果を出せた事は彼女が選考会の負けで下を向かず自分自身を受け入れ上を見続けているからだと思います。

カタールOPでも予選通過することが出来なかったが上を見続けている彼女がいます。

世界卓球選手権 伊藤美誠選手とペアを組ダブルスに出場します。

練習の様子やコメントを見て感じることがありました。

今年の全日本以来一番いい状態で リラックスしていい顔をしているなと感じています。

ダブルスの試合に望む準備 自分のするべき事 ペアとしての戦術 美誠選手の良い所をどう出させ自分のプレーが出来るかが頭の中で考え整理出来ているように思います。

世界のトップ選手達の試合を見て 自分が何を学び持ち帰り自分自身の糧にするかも明確に決めて世界卓球選手権に望んで来ています。

彼女の笑顔の裏には多くの涙があると思いますがそれを見せず 常に上を見続け自分の目標にノート共に向かって行っています。

今年後半 東京オリンピック代表争いの中心に彼女がいるように思います。

彼女を見る度に引き込まれて行く魅力的な選手になっています。

世界卓球選手権で一試合一試合楽しんで勝ち上がって優勝して笑顔で輝く姿を見せて欲しいですね。



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言葉と心 世界卓球選手権に望む日本女子

発せられる言葉には その人の心が現れる。

大きな声ではっきりと自分の目標や自分自身の事を話せる人は自分自身に自信を持っている。

自分自身に自信がない人は声が小さく自分自身の考えをはっきり言うことができない。

性格があると言うかも知れない。人それぞれに違う性格があると思います。育った環境 出会った人々 現在の環境 周囲の人々 何よりも大きな影響を与えているのは両親だろうと思います。

しかし 良い時も悪い時も 辛く苦しい時も楽しい時も自分自身と向き合いどんな自分でも受け入れ愛することが出来ない人が成長して行くことが 強くなって行くことが出来るでしょうか?

プロの一流のアスリートになろうとする選手ならなおさら重要になって来るのではないでしょうか。

それは自分自身が 自立し成長することだと思います。

自分と向かい合い自分自身を見つめることが出来るからこそ 相手の事も考え理解しはっきりと考えられるのだと思います。

世界三大大会の一つ 世界卓球選手権に出場する選手誰もが優勝を目指しどの大会よりも強い気持ちで戦いに挑んで来ます。

世界卓球選手権で何が最も重要なのでしょうか?

技術ですか?
体力ですか?
パワーですか?
戦術ですか?
運ですか?

どれも重要なことの一つだと思いますが
most most mostなことは心 メンタルだと思います。

人の心は 発せられる言葉に現れていると思います。

選手それぞれのインタビューを聞ていると感じることがありました。
選手それぞれ世界卓球選手権での目標や思いを話してくれています。

日本女子を強くし引っ張っている石川佳純選手は流石に凄い選手と感じました。
自分自身を見つめ自分自身を理解し日々進化しているのだと思います。
彼女の声は強く 大会での目標や考えをはっきり話していると思います。
大会での活躍が楽しみです。

リラックスして楽しそうだなと感じたのは みまひなでした。この二人は楽しく望んでいる時が一番いいように思います。

中国に研究されることを楽しい 自分の知らない所を知ることが出来強く成れると言える選手が伊藤美誠選手以外にいるのでしょうか。

みまひなの二人もはっきりと自分の考えを話していることは 自分の中でしっかり考えをまとめられているし 今の自分自身に自信を持っていると言うことだと思います。

また みま選手に負けず劣らずひな選手も明るい性格の持ち主。
女子ダブルスの決勝が最終日ですがそのことについて意見を求められてこんな意見を言ってました。

ゴールデンタイムで放送して欲しい
金メダルを取って皆さんと喜びたい

視聴率はの質問に

50%と言って大笑いしてました。

楽しいですよね。

みまひなは自分達が発言することを一つ一つ実現して行くことが出来ると思います。
実現して来ています。

人が発する言葉にはその人の強いメッセージが込めらていると思います。

強気なことを言えば良いと言うことではないと思います。強気なことを言うことでモチベーションが上がる
自分を追い込むことは 虚勢を張っているだけで試合に勝てる事とは違うと思います。

また 大声で話ば良いだけでもないと思います。

自分自身を見つめ考えをまとめられているからこそ
はっきり受け答えができ 自分の言葉で自分の意見を話せるのだと思います。

内に闘志を秘めて表に出さないと言う人もいるかもしれませんが今まで世界のトップに立った選手はそういう選手だったでしょうか。

私は違うと思っています。

人に左右されず自分自身をしっかり持った 自立した選手。だからこそ自分の考え 目標 意見を話せるのだと思っています。

インタビューを聞く時こんな事を考えながら注目することも面白いと思います。

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二人の 大魔王❗

2018年 世界卓球選手権団体で劉詩文選手に勝ち 世界卓球選手権全勝でMVP獲得。

スウェーデンOPで 丁寧選手 劉詩文選手

朱雨玲選手に勝ち優勝。

中国から 大魔王の称号を付けられた 伊藤美誠選手。

 

今年 世界卓球はに望む前に彼女は 大魔王改め 美魔王だと言っていました。

 

かつて中国には 大魔王 と言う愛称で呼ばれていた選手がいます。

 

張怡寧 彼女の名前は陳夢選手の事を調べていた時に目にしていたが気にも止めなかった。

ふとした事で 張怡寧選手の試合を見た。

それから彼女の事を調べて見ました。

 

北京出身 168㎝ 右両ハンドドライブ攻撃型

すらっとした感じで良い顔しています。

11歳で中国ナショナルチームのメンバーになる

1999年 16歳で世界卓球選手権 準優勝

2004年 アテネオリンピック 優勝

2005年 世界卓球選手権 シングルス ダブルス優勝

2008年 北京オリンピック 優勝

2009年 世界卓球選手権 シングルス優勝

ワールドカップも4回優勝をしています。

 

大満貫を達成しています。

2003年~2009年11月までほぼ世界ランキング1位を維持していたと言う凄い選手です。

1999 2001 2003年の世界卓球選手権三連覇した 王楠と言う中国女王を2005年世界卓球選手権で破って優勝し中国女王の座に着いた。

 

当時と今では卓球のラリーのスピードが違いますが フットワークが良く守備範囲が広く勝負強いと思いました。

レシーブのスピードが早くフォアハンド バックハンドでの打ち分けも鋭いです。

 

フォアドライブの打ち方が他の選手と少し違う感じがしました。

ぐっと後ろに腕を引く時もありますが バットを横に振り抜くような感じで早い段階で打ち込んで来たりしています。そのフォームを見ていて石川佳純選手が似ているなと感じました。

福原愛さんや石川佳純選手は対戦経験があるはずです。

 

精神的にも非常に強くポーカーフェイス。

サーブからの三球目の攻撃も上手いですね。バックハンドで振り抜くスピードも早くオールマイティーで穴のない選手だと感じました。

これだけの成績を修めている選手だから当然ですね。

 

こんなにも強かった 張怡寧選手と同じ称号大魔王を中国が伊藤美誠選手に付けたと言う事は如何に警戒をしているかがうかがえます。

 

まだ 世界の三大大会シングルスでのメダルは持っていない伊藤美誠選手ですが 彼女の進化は急速です。今までにないプレースタイルで精神的強さは群を抜いています。

 

大魔王改め 美魔王の世界卓球選手権での活躍が楽しみです。

 

世界卓球選手権の本戦ドローが決まりました。世界の強豪が集まる大会一戦一戦が厳しい試合になります。優勝する為には三人の中国選手を破らないと達成できないと言う日本選手の中では一番厳しいドローになりました。

 

SUN Yingsha 王曼ユウと実力と勢いのある中国若手との対戦を如何に勝ち切ることが出来るでしょうか。

彼女の進化と成長が何処まで中国選手に通じるでしょうか。

 

不安と期待が入り交じる思いですが試合を楽しみにしています。

 

大魔王➡️美魔王が世界一の魔王になる所を見たいです。

 


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彼女の強さを感じる  早田ひな選手

世界卓球選手権 予選が4月21日から始まる。

ドナウの真珠と呼ばれるハンガリーの首都ブダペスト
各国の選手達の熱気に包まれ 選手の気合いがこもった声が会場に響き渡る。

なんとしても 世界卓球選手権シングルスに出場すると言う思いで望んだ 最終選考会。

決勝 フルセット 第7ゲーム大きなリードでマッチポイントを握り後一点で代表に成れる所まで行った。
99%決まったと思ったが 一点を取る難しさを残酷なまでに思い知らされ 手の内から代表権がこぼれ落ちてしまいました。

この選考会にかけていた彼女の思いを考えると 胸が苦しく涙が流れて来ました。いまだに選考会の決勝を見返すことが出来ないでいます。

誰よりも 彼女自身が一番苦しく辛い思いをしたはずです。残酷な現実を突き付けられて簡単には 気持ちを切り替えられないし立ち直ることも難しいはずです。

苦しい思いを抱えた中 Tリーグファイルを迎え戦った。

フルセット 相手にマッチポイントを握りれた場面で怯むことなく強気で立ち向かいジュースで点の取り合いを制止勝ち取った。チームを優勝に導き Tリーグ全勝でMVPを獲得した。

選考会での敗北が彼女を一回り強く大きくしたように思います。言葉にすることは簡単なこと しかし彼女の胸の内ははかり知れない 苦しみと挫折感があって押し潰されそうになって居たのではないのかと思います。現実を見つめ受け入れなければ前には進めない。 立ち止まっては居られない。東京オリンピックの代表争いは始まっているのだから泣いて下を向いて居る時間はないと思う。

オマーンでの優勝でいい方向に行くのかと思っていたが 続くカタールでは予選敗退でもうこれで終わりかな 東京への道は閉ざされた思いました。

世界卓球選手権のダブルス出場に向けて 合宿練習をして調整して来ている彼女・・・・・

彼女のコメントを繰り返し聞いて感じたことがあります。

カタールでダブルスみまひなペアの敗北から 世界卓球選手権ではどう戦うか ペアでの自分がどうしたらいいのかと言うことがしっかりと考えられていると思いました。

伊藤美誠と言う選手を信頼し お手本とし自分に吸収
して強くなっているなと感じました。

彼女のコメントを聞いていると良く頭の中で整理されて ペアとしてどうして行ったらいいのか理解されているように思います。話すこともはっきりしているし
いい顔をしています。
精神的にも体調もいい状態にあると感じます。

世界卓球選手権に 彼女自身課題を持って望んで来ています。ダブルスでは試合で世界と戦い経験を積み重ね進化して行くと思います。
シングルスは出場できないが見ることで 何を持って帰るか彼女は見る視点を決めている。
今出来る最大の事をしようと大会に望んでいる。明確に自分自身がするべき事を決めている。

彼女は世界卓球選手権できっと多くの事を学び強くなって行くのではないかと思います。

ワールドツアーの後半で活躍するだろうと言う思いがします。

日本代表選手の中でもコンディションの良さは みまひなが一番ではないかと感じます。

早田ひな選手をシングルスに出したい。それほど状態が良いと感じます。

気持ちの切り替えが早くなっているのだろうと思います。彼女は強いと思う。負けず嫌いで芯が強いのだろう。

早田ひなに惚れ直しました。

富士には月見草が良く似合うと言う言葉があるが

早田ひなには 日本代表のユニフォームが良く似合う

世界卓球選手権 ダブルスみまひなペアで結果を出して勢いを付けて行って欲しいです。

Road To Tokyo❗

閉ざされかかった扉をこじ開けよう❗

勝利の女神に愛されよう❗

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あか~ あかじゃないよ みまひな

世界卓球選手権 直前合宿ドイツ グレンツァオ到着映像を見た時 直感的に感じたことがあります。

日本から長い移動時間を経て ドイツグレンツァオの合宿地に到達 選手の皆さんそれぞれが言葉少なく降り立つなか みまひなのリラックスした会話がなんともいい。

あか~
あかじゃないよ
ピンクだもん
あかだよ~

この二人のやり取りなんとも言えないいい感じがします。体調 精神的にもいい状態なのでしょう。
二人共に髪の毛を赤系の色で染めて来たようです。

この二人の会話 本当にリラックスしていて二人の気持ちが良い状態にあるように感じました。

来週から始まる 今年最大の大会 世界卓球選手権。各国の選手達が頂点を目指ししのぎを削る戦いの場 中国が目の色を変えて襲い掛かって来る。

直前合宿と言え緊張感があるのではないでしょうか。選手一人一人が背負う期待は重いように思います。

シングルスに於いてはライバル同士の二人
伊藤美誠 早田ひなではありますが ダブルスになると みまひなとなり1+1が5になったり10になったりする。

ダブルスと言うのは不思議な種目だと思います。この二人の関係が如何に状態が良いかは バスを降り立った時の会話で感じました。言葉すくなに通りすぎて行く選手達と違う雰囲気を感じました。

練習会場に入って行く美誠選手の明るい顔
楽しそうに感じられます。

ひな選手のコメント
美誠といっしょになったので 勝負の赤で頑張ります。
ひな選手もいい顔していると思います。

カタールでは 丁寧/WANG Yidiペアに完敗を喫してしまいましたが 世界卓球選手権では みまひな旋風が吹き荒れそうな雰囲気を感じられます。

カタールとは違う二人のように思えます。
日本で追い込んだ練習をして来て状態が上向いているように思います。

みまさん ひなさんのコメントを聞いていて自信を持って大会に望んで来ているなと感じます。
話す言葉がはっきりして 頭の中でちゃんと整理されている。顔を見てもスッキリして試合をするのが待ち遠しく 楽しみのようです。

試合に向けてコンディション万全に整えて行くだけのようです。

二人は年齢も同じで 卓球の事だけでなく日常的な事でも気持ちが通じあっているように思います。
二人でいることが楽しい 笑いが耐えないようです。
コミュニケーションがしっかり取れていることも二人の関係が良い証拠です。

周りの目は美誠選手の評価が高いですが
美誠選手はそのような雰囲気を一つも見せていません。

ひな選手のことを大変頼りにしていて信頼しています。自分が好きなことをしても受け入れて対応してくれると言っていました。自分がコースに打ち分けて相手を翻弄してひな選手がパワーがあるフォアハンドで決めてくれるとも言っていました。

ひな選手は 美誠選手のことを良いお手本として信頼しているようです。メンタルの強さ 勝負強さ 中国選手との対戦戦術と学び自分を高めて行くことができると言っていました。

本当に二人は楽しそうにプレーをして 試合を楽しんでいるようです。
みまひなペアの強さがここにあるのでしょう。
みまひなペアの最大の強さは 二人に信頼関係があり お互いの良い所を出して補えあえていると言う事だと思います。
気持ちが通じあっていることが世界で勝ち続けて行くことには大切だと思います。

昨年に比べ二人共に体が大きくなったように思います。どっしりして安定感が出て来たように思います。
今まで感じなかったのですが 練習の様子を見ていると 美誠選手の右腕太いなと思いました。左腕と太差が違う。そんなふうに感じなかったのに今回は感じている。

3種目を戦うことは 体力で負けていては何もならないと思います。

第一条件は体力で勝つことだと思います。

第二条件は頭の切り替えだと思います。

シングルスはシングルス
ダブルスはダブルス
混合ダブルスは混合ダブルス
の試合でのマネジメントが必要になって来ると思います。

この3種目をごちゃ混ぜに戦う中で体力の回復と頭の切り替えが何処まで出来るかがポイントになって来るようです。
上手くコントロールして一試合一試合楽しんで勝ち続けて欲しいです。

カタールでひな選手が予選で負けた時は 東京は無理かなと思ってしまいましたが 世界卓球直選手権に向けて切り替えが出来て 今まで以上に良くなって来たように思えました。一つの負けから学び着実に強くなって来ていると感じるひな選手がいました。

本当に楽しみな みまひなです。ワクワクして来ました。

世界卓球選手権で みまひなペア旋風で優勝してくれるように応援します。

これからの日本女子を牽引していく二人の試合が1日1日と近づいて来ます。
非常に楽しみです。

赤は闘争心を高める色。
笑顔で楽しみながらプレーをし お互いの髪の色を見て強い気持ちで試合をしてください。

あか~とやり取りをする 二人の様子を動画で見た瞬間私の中に みまひなペア優勝するのではないかと予感がしました。

みまひなペア
勝負の赤で優勝するのか 自分の直感が当たるのか注目して見たいと思います。



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世界を獲るノート vol.3 朝比奈沙羅選手編

世界を獲るノートを読むまで 柔道選手朝比奈沙羅さんを知らなかった。

TVやラジオを所有していないうえ 情報を極力取っていない自分には世の中の出来事が良く分かっていない。

女子柔道選手で思い浮かぶのは 谷さん 松本さんくらいです。

全く知らないまま 朝比奈沙羅さんのことを読んだ。先入観を持たずに読み考えて見ることが出来たと思います。

まず感じたのは 彼女の人間性が素敵だなと言うことでした。それに可愛い心の持ち主だなと思いました。

日本代表として世界選手権で優勝している彼女が自分は精神的に弱いと言う。
彼女はありのままの自分を認め受け入れることが出来ていると思います。それが彼女の強さだと思います。

世界で戦うトップアスリートが自分は精神的に弱いと言う選手はほとんどいないと思います。弱さを見せない 見られないようにしているように思います。

自分の弱いところを見たり 認めることが普通はなかなか出来ないと思います。自分と向き合いどんな自分でも受け入れて認めることが出来ていると言うことだと思います。

人は自分の弱いところは見たくないし認めたくない。
そういう自分は受け入れられないと思ってしまう。
だから先に進めないのだと思います。

人は一人では生きて行けない。いろんな人に助けられて生きている。そのことを見失い感謝を忘れてしまっている人も多いように思います。以前の私はそういう人でした。


夢に支えられている 朝比奈沙羅さんの野望ノートが良いなと思う。
身近で実行しやすく 実行出来れば満足感を得 喜ぶことが出来る。成功し達成感を得ることでまた次の事も実現しようとする。
人間て不思議なもので喜びを感じられたら また実現しようと努力します。

柔道とは別の所で 日常に於いて楽しみながら一つ一つ実行して行く 成功の積み重ねになっていると思います。

大きな夢実現に向けて 小さな事で成功体験の積み重ねで 自分の精神的な弱さや不安定な心も克服して行けると思います。

野望ノートの身近な事で達成した喜びを味わうことは本当に良いなと思いました。

二つの夢
東京オリンピックで金メダル
医学部合格して医師になる
柔道だけでなく医師として社会に貢献しようとする姿勢には頭が下がる思いです。
彼女の人間性の高さと人としての大きさを感じました。

夢に支えられて日々努力している彼女の姿に勇気を貰いました。

ファンであろうとも ファンでなくても選手を中傷し非難することは許せない思いがする。
選手一人一人は 自分の目標に向かって日々想像できないくらいの練習をし努力している。
勝負は勝つ者がいれば負ける者がいるのは当然の事 対戦相手も全力で勝ちに来る 勝敗はその時の一つの結果であって負けたからと言って非難中傷することではないと思います。

結果も大切であるが その過程も大切な事で大きな視野を持って見て声援を送って欲しいと思います。

朝比奈沙羅さんの二つの夢が達成出来るように心から声援を送ります。

野望ノート良いですね。
普通に生活している一般の人でもこれを取り入れて一つ一つ実行して行ったら毎日が楽しくなると思います。

私は始めて見ました。
あなたも始めて人生を楽しみませんか。
楽しく過ごしましょう。

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中国が今シーズン力を入れて来た種目 混合ダブルス

2001年以降 世界卓球選手権 男女シングルスで中国選手以外の選手が優勝したのは 2003年 オーストリア シュラガー選手だけです。
それ以外 男女シングルス決勝は全て中国選手になります。

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今まで中国は混合ダブルスに力を入れて来ていなかった。

2017 吉村真晴 石川佳純
2015 許听   ヤンハウン
2013 キムヒュクボン キムジョン(北朝鮮)
直近の三大会を見ても優勝は中国ペアではありません。

2015年の許听選手のペアは韓国のヤンハウン選手であることを見れば 世界卓球選手であっても中国は混合ダブルスに力を入れていなかったことがわかります。

しかし 男女ダブルスは中国ペアが優勝しています。

今年の中国チームは本気モード

今回 世界卓球選手権では混合ダブルスに力を入れて来ています。

許听/劉詩文 樊振東/丁寧という強力なペアを送り込んで来ました。

樊振東/丁寧 世界ランキング1位同士のペア しかしペアとしての実績はない何処までダブルスで二人の実力が発揮できるかわ未知数のところがありますが 中国選手の実力は抜けているので問題はないと思います。

許听/劉詩文ペアは カタールで優勝しているように今回も優勝候補です。

世界卓球選手権のダブルスで二度 混合ダブルスで一度優勝経験がある許听選手はダブルスが得意のようです。

なぜ今年 中国が混合ダブルスに力を入れて来たのか?

2020年 東京オリンピックの新種目として混合ダブルスが出来たことで 中国ナショナルチーム 監督 コーチの賞罰制度に混合ダブルスが入ったからです。

賞罰制度は 男女シングルスと混合ダブルスが適用されていますが 男女ダブルスは入っていません。

世界卓球選手権での混合ダブルスは2000点と高い得点が設定されています。
東京オリンピックで優勝をするために 混合ダブルス強化に本腰を入れて来たと言うことです。

中国は東京オリンピックで 男女団体 男女シングルス 混合ダブルスで優勝することが絶対の使命となっていると言うことだと思います。

2017年 吉村真晴/石川佳純ペアが優勝したことは素晴らしいことだと思いますが
純正の中国ペアが出ていなかったと言う事実も見逃すことはできないと思います。

今年の中国ペアを見れば中国の本気度が伺うことが出来ます。

また カタールでの試合を見れば 台湾ペアLIN Yun ju/鄭怡静も侮れない存在です。

日本は混合ダブルスでどう考えているのでしょう

日本の二つのペア 森薗政崇/伊藤美誠
吉村真晴/石川佳純ペアが何処まで戦えるのか注目の世界卓球選手権となります。

しかし 東京オリンピック 混合ダブルス
の選考基準からするとこの二つのペアリングで選考される確率は低いと感じます。

男女代表選手3名の中からペアを作る方針のようですから・・・・・

仮に伊藤美誠選手が代表になって 森薗政崇選手が代表にならなかったらこのペアはない。

石川佳純選手が代表になって 吉村真晴選手が代表にならなかったらこのペアもない。

本来 張本智和選手がケガをしていなければ 張本智和/石川佳純ペアが出場するはずでした。
この二人は 東京オリンピックの代表選手になる可能性は高い。
だから 日本の協会は東京オリンピックを視野に入れてペアを組ませたのだと思っています。

裏を返せば 森薗政崇/伊藤美誠ペアでは
中国に勝てない メダルを取るのも難しいと日本の協会は思っていると言うことなのでしょう。

実際 カタールでは中国ペアに完敗でした。力の差を見せつけられましたからこの大会で何処まで食い下がれるかでしょう。

仮に森薗/伊藤ペアが優勝しても 二人共に東京オリンピック代表選手にならなければペアリングはないと言うことになります。ペアの実績は無視されることになりますが・・・・・

中国は確実に優勝できる体制を取って来ています。東京オリンピックを視野に入れて体制を強化しています。

実力も上の中国に出遅れていては勝てるチャンスはどんどん減って行くばかりのような気がします。

日本チームは何処まで戦えるのでしょうか?

混合ダブルスは男子選手の力が大きく影響するようにも感じられます。

世界卓球選手権で中国ペアや各国のペアとの実力をしっかりと見ることにしたいと思います。


最後までお読み頂きありがとうございました。

上を向いて歩こう 平野美宇選手へ

2000年 4月14日生まれ 19歳 O型

幼い頃のあなたを思い出しています。

試合に負けそうになりお母さんの所へ駆け寄りどうしたら勝てると泣いてる顔

夢はと聞かれ
恥ずかしそうに 「愛ちゃん」と言っていた顔

みまちゃん好きと言っていた顔

幼い頃弾けていた笑顔を取り戻して欲しいと思います。

平野家は皆卓球選手 母の真似をして自然に卓球を初めて行った美宇選手

幼い頃から友達であり 卓球ではライバルの伊藤美誠選手 二人が切磋琢磨して来たから今の強い二人が存在していると思います。

日本女子卓球選手で 今一番注目を集めているのは伊藤美誠選手ですが あなたは伊藤美誠選手がまだ記録していない事をなし遂げています。

2016年 ワールドカップ シングルス優勝
2017年 世界卓球選手権 シングルス銅
    アジア選手権  シングルス優勝
これは 16~17歳の時になし遂げています。この記録は日本女子卓球に於いて凄いことです。

あなたはこれだけの結果を成した強い選手です。

ジュニア日本代表監督だった 呉光憲氏は
伊藤美誠は 天才肌
平野美宇は 努力家
と言っています。

その時代表チームのコーチ 劉潔さん
彼女は毎回の練習一球一球に対してとても真剣に取り組んでいた。それは目を見れば分かる。技術的な探究心はもっと強くて分からないことがあれば必ず徹底的に研究する選手です。
と言っています。

夕食後気になっていることがあれば戻ってボールを打っていたそうです。

どの大会の練習だったか忘れましたが 伊藤美誠選手が言ってました。美宇選手が一番遅くまで練習をしている。と・・・

あなたは本当に練習の虫努力家だと思います。

その努力が世界の大会で花を咲かせたんだと思います。

そして一気に世界のトップに躍り出て注目を集めました。
しかし中国を初め各国の選手は黙って見ているわけではありません。研究され追い詰められる立場になり 自分を見失い精神的に崩れて行ったように思います。

自分の作った記録に囚われてあなた自身自ら崩れて行ったように思います。

あなたが努力していた練習は 相手に勝つためにやっていたと思います。その結果掴んだ記録だったと思います。
それと同じようにあなたを倒す為に各国の選手が努力してあなたに勝っただけだと思います。
試合では勝つ人がいれば必ず負ける人がいます。自然の原理だと思います。

良く言われていること
失敗と言うことはない全て学びであると言うことです。

試合に負けたと言うことは大きな学びをした。自分に足りなかったことを勉強させてもらったと言うことだと思います。

こんな事言われなくても 当然あなたには分かっていることだと思います。

だからこそ あなたは練習をし努力しているのだと思います。努力は裏切らないと言われています。
必ず積み重ねて来た努力は実ると思います。

あなたの作った記録はもう過去の事だと思います。
それに囚われることではないと思います。

世間は皆あの時の事を引き合いに出して話をしたり 期待したりします。試合に勝てなくなれば批判されたり
悪口を言われたり あなたから離れて行ったりします。気にすることはないと思います。ほっとけばいいだけだと思います。人に囚われ 人を気にすることは自分自身を見失うと思います。

卓球の世界は進歩が早いと言われます。
同じ選手のプレーでも 一年前と今では違うと思います。2年前のあなたが作った記録はもう過去で その時の選手と今の選手はすでに違うと言うことではないでしょうか。

全ての事を一度捨て 無になって見たらどうなるでしょうか。

世間が ワールドカップ優勝 アジア選手権優勝 世界卓球選手権銅メダルと言うことに注目して囚われているように あなた自身もその時の自分の姿に囚われるいるのではないでしょうか。

前回世界卓球選手権銅メダルだったので今回はそれ以上の結果を残せるように頑張ります。

確かに 世界卓球選手権で自分は銅メダルを取ったんだ だからもっと上を目指せるんだ と思うことはモチベーションを上げる一つの方法かもしれません。

しかし 今のあなた自身を見つめてください。前回とあなた自身も違うでしょうが各国の選手も前回とは違いと思います。

ワールドカップ優勝 アジア選手権優勝 世界卓球選手権銅メダルそれはもう過去の出来事で今目の前で起こっていることではないです。

現実は 自分の実力だったら優勝を狙えると思い望んだ オマーンで早田選手に完敗
カタールでは中国の世界卓球選手権代表ではない選手に負けました。

アジアカップでも中国選手に完敗 アジアの選手にも負けています。

どんな大会でも ゼロからの挑戦者ではないかと思います。

高い山の頂上から谷底まで転がり落ちて 再び山を登っているところだと思います。

高い山を登ることを辛い 苦しい 厳しいと思わないでください。
あなたが自分で登ると決めたことですから
高い山があることを喜んでください。
険しい山道を楽しんでください。
一歩一歩笑顔で険しい山道を楽しんで登って行ってください。
あなた自身を成長させてくれる経験が出来ることを笑顔で楽しんでください。

あなたが心から楽しんで挑戦し 登り続ければ山頂に到達できると思います。

あなたが流した涙を笑顔に変えることが出来ると思います。

母に抱かれ 母と喜び共に笑った時のことを思い出して見ませんか。

あなたの一番近くに心強い味方がいつもあなたを見守ってくれています。どんな時でもあなたを支えてくれる家族がいます。

幼い頃の弾ける笑顔を取り戻し 卓球を心から楽しみ試合をして欲しいと思っています。

試合は厳しい戦いだと思います。対戦相手はいますが試合は自分自身との戦いだと感じています。

辛い 苦しい 厳しいと思うことより どんな状況でも楽しい 面白い と気持ちを切り替え笑顔になれたら違う結果が出るかもしれません。

試合に勝ったから 中国に勝ったから笑顔になれるのではないように思います。

卓球が出来ること 練習が出来ること 試合が出来ることに笑顔になれることで良い結果が出るように思います。

あなたが試合を楽しみ 笑顔でいるのを世界卓球選手権で見せて欲しいと思っています。

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中国が一番優勝したいと思っている大会

中国 日本を初め世界各国のナショナルチーム 選手が一番優勝したいと思っているのは オリンピックでしょう。

オリンピック 世界卓球選手権 ワールドカップ
世界三大大会と言われてもっとも重要視されています。

中国では世界三大大会優勝を 「大満貫」と言われて達成した選手は大変評価されています。今まで中国選手で「大満貫」を達成した選手は7人います。
現役でプレーしているのは 馬龍選手(30 wr12) と丁寧選手(29 wr1)です。
獲るチャンスが少なく一番難しいのがオリンピックのタイトルでしょう。

「大満貫」達成した選手が現役でプレーしている中国の強さは抜けています。

さて ワールドツアーの大会の中で中国ナショナルチームの選手 監督が一番優勝を獲ろうとしている大会はどれでしょうか?

中国選手は優勝が使命とされどんなことをしても優勝すると大会に望んで来ます。

その大会は 世界卓球選手権大会です。

中国ナショナルチーム 監督 コーチの賞罰制度にある 9大会の内の一つでありもっとも点数が高い大会だからです。

世界卓球選手権大会 男女シングルス優勝点数は 4000点となっています。この大会のシングルスが一番高い点数なのです。
優勝できなくて4000点を取れないと賞罰制度に大きな影響を与えることになります。

だから 世界卓球選手権大会 男女シングルス優勝を逃す訳には行かないのです。

現在 卓球帝国中国の実力から考えたら当然優勝選手は中国の選手だと考えられます。

アジアカップの試合でも 男女共に中国選手が圧倒的に強さを見せて1位 2位を独占していました。

しかし 100%絶対と言うことは世の中にないと思っています。99%中国でも残りわずか1%でもチャンスがあるのなら波乱が起こることもあるわけです。

中国ナショナルチームを牽引して来た 丁寧選手29歳 劉詩文選手28歳と年齢と共に以前よりも二人の力は下がって来ました。付け入る空きはありますが 次期中国の女王の座を狙う 陳夢選手(25 wr2) 朱雨玲選手(24 wr3)の強力な二人に カタールOP優勝の王曼ユウ選手(20 wr4) 若く勢いのあるSUN Yingsha選手(18 wr18)と中国選手の壁は厚いようです。

2018~2019年現在中国のトップ選手に勝っている日本女子選手は二人です。

伊藤美誠
2018 世界選手権団体 劉詩文
スウェーデンOP 劉詩文 丁寧 朱雨玲

早田ひな
ポルトガルOP 劉詩文

日本女子選手の中では伊藤美誠選手が中国トップ選手に勝てる可能性が一番高いと思われます。

2017年には平野美宇選手が中国トップ選手を破りアジア選手権 ワールドカップ優勝 世界選手権3位と快挙をなし世界の注目を集めましたが現在はその時の勢いが戻っていません。

中国ナショナルチームが日本選手を警戒していることは確かですが 中国と日本の差は依然大きいと感じます。

勝負に於いて大事なところであと一点が取れるか取れないかの差は見た目以上に大きな差があると思います。

中国は4月23日から開催される世界卓球選手権で日本を叩きのめし圧倒的な強さを見せつけようと待ち構えていることでしょう。

ワールドツアーの中で中国が一番優勝を狙っている世界卓球選手権で中国選手の強さに日本選手がどう立ち向かって行くのか また中国選手が圧倒的な強さを見せつけるのか楽しみな大会が近づいて来ました。

各国の選手達が最高のコンディションで試合に望み 大会を盛り上げてくれることを楽しみにしています。

中国の牙城を崩す選手が出てくることを祈りたいと思います。

PS
プロゴルファー 上田桃子選手がこんな事を言ってました。

勝利の女神は迎えに行くものではなく 迎えに来てもらう


私は この言葉をこのように解釈しています。
勝ちを意識して勝とうすると自分のプレーを見失いプレーが崩れ負けにつながる。
勝ちを意識せず目の前の自分のプレーに集中して自分自身のプレーをすることで勝利の女神が優勝と言う栄冠を授けてくれる。

日本選手には中国選手よりも勝とうと言う強い気持ちを持って試合をして欲しいですが 勝とう言うプレッシャーに潰されないでワンプレーワンプレーを大切にして一試合一試合楽しんで試合をして欲しいです。
その先に勝利があると思います。


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世界を獲るノート vol.2 伊藤美誠選手編

伊藤美誠選手

私が彼女の事で感じていること
頭がいい
メンタルが強い(解説者が心臓に毛が生えていると言う)
意志が強い
on offの切り替えが上手い
試合中に気持ちの切り替え 戦術転換が早い
自分独自のプレースタイルを持っている
自分自身の事を良く理解している
ポジティブで常に前向きだ
一流のアスリート
世界女王に成れる強さを秘めた選手

私は彼女をこのような目で見ている。
あなたは彼女の事をどう見ているだろうか?

書き出すと言う行為は成功者が常にやっていること。

セミナーや本などで良く言われている。
自分のやりたいこと
自分の目標
自分の夢
自分のネガティブなところ
etc・・・・・

自分自身と向き合い自分自身を知ると言うことに役立つし 毎日目にすることで自分の中に落とし込んで行くことも出来る。

また 言葉に出来ない自分の感情や思いを
素直に書き出すことが出来る。

ただ考えているだけでは時間とともに薄れ消え行く。自分の脳にこれは大切なことなんだと認識させて自分の中に落とし込む。

ノートに書き出すことが伊藤選手だけでなくコーチと一緒に出来たことは大変大きな
財産で強い伊藤選手をさらに強い選手に育てて来たと思う。

コーチと選手
二人の関係性は本来どういうものなのだろか?

選手はコーチに何を求め
コーチは選手に何を求めているのか?

選手はコーチに自分を強くして欲しい 勝てる選手して欲しいと望んでコーチの指導力に期待しているのではないだろうか。

コーチは自分の指導力によって選手を強くする 勝てる選手に育てようとする。

この関係性は 師弟関係 自然と上下関係になると思う。二人の間に信頼関係が生まれ それが選手の結果に結び着くのだろう。

二人でノートを書くことによって本心 本音を言うことが出来たことが大きい。二人で築きながら信頼関係も出来たのではないだろうか。

松崎コーチが話ていたことを思い出した。
「考える」と言うこと。
小さい頃から考えて卓球をして行けば強くなるのではないか。と言うことだ。

選手はコーチの言うことを聞き練習に取り組みコーチの言う通りにする。
上下関係になる。選手はコーチに頼ることになる。コーチと選手の間に利害関係が生まれ長く関係が続き難くなることもある。

松崎コーチの言うように選手が考えて卓球をすると言うことになれば普通の選手とコーチの関係とは違って来るように思う。

松崎コーチは頭のいい方で謙虚な人だと感じている。また分析力に長けているように思う。

伊藤美誠と言う彼女自身と選手を良く理解していて上手くリードしているのではないかと思う。彼女を受け入れ乗りこなしていると言うことではないだろうか。

会社で言えば最高の上司と言うことか。
聴く力 洞察力 承認力を持っているコーチではないだろか。

だからこそ 伊藤美誠選手が強制されることもなく動画を見てノートを書くことが自然に出来たし 自分の負けた試合も見れるようになって行ったのではないだろうか。

選手とコーチが対等と言う関係は普通考えられないと思う。伊藤美誠選手が対等と感じられるのは松崎コーチの人間性なのではないだろうか。
見方を変えれば松崎コーチが上手く彼女を操っていると言うことも出来る。

ただ単に コーチと選手と言う関係ではなく 人と人 人間関係が信頼で出来ているからいい関係が保てているのではないだろうか。

ノートを書くことで自己表現が出来コミュニケーションが取れた。選手だって人間だ
自分をわかって欲しい 自分のことを理解して欲しいと思う。いい時もあれば 悪い時もある 勝てる時もあれば 負け続ける時もあるどんな時でも自分のことを理解して欲しいと思う。それを受け止め 受け入れてあげられるコーチの力量が大きいと感じる。

強い選手になる為には 当然選手の努力は不可欠だがそれ以上に回りのサポートが重要になると思う。

伊藤美誠選手は素晴らしい松崎コーチと巡り合い 二人で動画を見てノートを書くことで自分自身を見つめることができより強く進化して来た。

彼女の強さの一つはマネージメント力
試合で相手選手とどう戦うかどう攻めるか
試合の中でも切り替えの早さはノートを書くことで磨かれたのだろう。

選手 伊藤美誠に取ってノートと松崎コーチはかけがえのないものになっているのではないだろうか。

これからの日本を引っ張って行く
女王伊藤美誠選手 彼女の活躍に注目して行きたいと思う。



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ジェームス・スキナーの影響・・・?

2年ぶりくらいになるかなぁ
ひさびさに取り寄せて見た。

アーモンド
カシュウナッツ
くるみ
ナツメ

5年位前になるだろうか。
ジェームス・スキナーに傾倒していた時があった。
彼のセミナー(5日間位のセミナー)に二度行った事がある。

ジェームスの事を知っている人がどのくらい居るのだろうか?

ジェームス・スキナー
アメリカ人 19歳の時来日 早稲田大学で国際ビジネス論を学ぶ。

7つの習慣 スティーブン・R・コヴィー著 を知っていますか?

ジェームスは フランクリン・コヴィー・ジャパンの社長に就任して 7つの習慣を日本に広めベストセラーにした。またセミナーでも7つの習慣を教えていた。

現在 彼は経営コンサルタント セミナー講師
ビジネスで成功した億万長者。

自分の人生で大きな影響を受けた人物が二人居る。

一人は
仕事だけでなくどんな事に対しても取り組む姿勢 考え方 リーダーシップ 人に対し方 感謝 今の自分の土台を築いてくれた人がいるがもうなくなってしまった。

もう一人はジェームスだ。
7つの習慣を読んで彼を知った。彼の本を読んだり セミナーに行って生活習慣や食事が変わった。

その頃の食事は生野菜サラダに魚or肉を一品 飲み物は野菜ジュース ミネラルウォーター
タバコ アルコール コーヒー紅茶(カフェイン)
薬 加工食品などは取るのを止めていた。
お菓子も食べない。その代わり アーモンド カシュウナッツ ナツメなど木の実を食べていた。

今はその時ほど自分の生活で摂生していないが夕飯は
野菜中心の食事ではある。

最近 お菓子を食べ過ぎてしまう傾向があってそこを変えようと思いたった。

それで 以前食べていた アーモンド カシュウナッツ ナツメを取り寄せた。
木の実が美味しいんですよね。お腹の持ちもいいし栄養面でも身体にいいようですね。

世の中にはたくさんの食品があって美味しい物もたくさんあるが身体に良いとは限らない。
人によっては食品でアレルギーを起こしたり 精神的に不安定になったり影響を受ける。

自分の人生食べたい物を食べ したいことをして楽しく人生を送るのが一番ですけどね。

自分はお腹が出たり お腹に脂肪がついてぶよぶよするのが嫌なので気お付けていると言うところです。

いつまでも 年齢よりも若々しくしていたと思っている。

人生 健康で楽しく過ごすことが一番です。

皆さんも健康にはくれぐれも気お付けてくださいね。

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世界を獲るノート 島沢優子著を手にして vol.1

世界を獲るノート とうとうこの本を買った。
伊藤美誠選手の魅力がそうさせた。
彼女の魅力は計り知れないものがある。

先ず本のブロローグの2ページを読んだだけで引き込まれてしまった。
そこから先に進めず考えを巡らせている。

ブロローグにこういう事が書かれている。

サッカーでも どんなスポーツでも 賢くないと上は目指せない。その賢さは 学校の勉強が出来ると言った単純な話ではない。

ACミランで長年トレーナーを務める遠藤友則さん
「最後に勝負を決めるのは人間性なんですよ」

サッカー日本代表前監督オシム
「インテリジェンスがなくてはダメだ」

じゃあ アスリートの賢さってなんだろう。
知性って?
人間性ってどういうもの?
どうやって育まれるのか。

これを読んで考え込んで先に進めない。

インテリジェンスと言う言葉は良く聞くが その言葉の意味を良く理解出来ていない。

あなたはどう理解しているだろうか?

インテリジェンス 言葉の意味を調べて見た。
知性 理解力 情報 と言った意味がある。

情報と言うことで考えてみる。
インフォメーション 加工されていない生の情報
インテリジェンス どうやって使うか役にたつまで考え尽くされた情報

インテリジェンスな人
知性的な人のことをさす。
異なる意見に寛容
自分の知らないことを知ろうとする貪欲さ
他責ではなく自責思考を持つ
相手をけなすためではなく持っている良さをもっと伸ばす為に意見を言う

サッカーにおけるインテリジェンス
試合全体を通した戦術
チームに有利な状況を作り出す能力

インテリジェンスがある選手は 試合の流れをガラッと変えるパスやフォーメーションを取り入れる事が出来る選手ということで 遠藤保仁選手が上げられる。

問題が起こった時にどう考え どう対処出来るかが焦点になる。人は良く経験に基づき経験主義に陥りやすく 先入観に囚われてしまうこともある。
先入観に囚われないで 広く俯瞰した目を持って状況を判断して対処出来るかが重要になって来る。

インテリジェンスを持った選手は 試合の局面ごとにどういう問題が起こっているのか どういう問題を抱えているのかを把握出来ている。またどういう問題が起こりそうか あるいは起こっているのか そういう問題を他人とは違う方法で早く解決できるプレイヤー

なかなか インテリジェンスとは難しい。
インテリジェンスを持った選手となると ただ練習に励むだけでは持つことは出来ない。

幼い頃より常に考えながら 練習 試合を行い。
自分独自の思考を持ち 人と違う独自のプレースタイルを持った選手。
人に惑わされない 人の目を気にしないで自分自身の決めた道を歩ける強さを持ち 選手に敬意を持てる選手。
と言うことだろうか?

最後に勝負を決めるのは人間性
とはどういう事だろうか?

人間性・・・・・・ 

人間性が勝負を決める?

どんな・・・・・人間性

そもそも人間性ってなんだろうか?


人間特有の本性 人間が生まれつき備えている性質 人間らしさのこと

人間らしいってどういう事?

野蛮で動物的でないこと
人々と円滑に付き合える社会性のある性格


人間性とは他人に対して思いやりの心を持つことや 自分ではない誰かへの愛情 損得勘定ではないボランティアな心を示す言葉

生きて行く社会の中で計画や理想を上げてそれを実行できる様

自分の感情をしっかりコントロールできる人

人間性の高い人
人の意見を聞くことが出来る
心に余裕のある懐の深い人
自然に気づいが出来る
素直に人を許す事が出来る

いろいろな表現がされている。

なぜ人間性が勝負を決めることになるのだろうか?
人間性と言う言葉を調べ見ても心に落ちて来ない。

相手に勝とうする心 倒そとする闘争心と人間性とは相反するように思う。

チームでプレーをする場合には 仲間を認め受け入れ信頼することでチームプレーが円滑に出来て良い結果に結び着くのだろう。厳しい局面になるほど感情をコントロールし心に余裕を持ち仲間を信頼することで勝負に勝てるのだろう。

では卓球のシングルスはどうなる?
一対一の勝負で人間性はどう言う効果があるのか?
インテリジェンスのある選手と言うことはわかる。

人間性を高めるためにはこういう事が言われている。

ネガティブにならないこと
人の意見を気にするのではなく 意見を聞き自分の意見を述べる。
自分に厳しく 他人に優しくすること
自分を押し付けるのではなく 他人を受け入れる優しさを身につける。
人の意見を受け止めて自分を厳しい目で見つめること

要するに心を広く持ち精神的に余裕を持つ
自分と向き合い自分に厳しく出来ること
どんな局面でも自分の感情をコントロールできる人と言うことになるのだろうか。

理想的な人物像ですね。

試合に於いてマネジメントがしっかりしていなければ良い結果が出ないだろう。

それは試合に望む準備段階から始まっていると思う。
練習 体調 体力 精神どんなマネジメントで試合に望むのか 試合の各局面で精神状態のコントロール どんな技術で戦うのかを瞬時に判断して対応できるかが勝負の別れ道になるように思う。

そういうことが出来るのが インテリジェンス 人間性と言うことになると言うことなんだろう。

深い話だと思う。

簡単に身につけられるものでもないだろう。

選手個々によっても身につけ方も違うだろう。多かれ少なかれ各選手は持っているものだろう。

しかし 厳しい局面で勝負に勝つためにインテリジェンスを発揮できる選手は限られて来ると思う。

2日間とりとめもなく インテリジェンス
人間性 が勝負に勝つためになぜ必要なことなんだろうか考えを巡らせていた。
仕事をしながら頭の中ではこのプロローグの事が駆け巡り思考の世界に没頭していた。

そこには一人の選手の顔が浮かんでいた。

本を読み進めて行くのが楽しみである。



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最年少台湾チャンピオン LIN Yun ju

次期台湾のエース
20年に1人の逸材と称されている。
2001年生まれ 18歳の若手 173㎝のレフティ

1年前 世界ランキング100位 2019年ランキングを
26位まで上げて来た。

2018年 ハンガリーOP ブルガリアOP U21優勝
まだシニアのツアーでは目立った活躍はないものの
黄鎮廷選手とダブルスを組み経験を積んで実力を上げて来ている。

昨年のオーストリアOP 今年のカタールOPとドイツのオフチャロフ選手に勝っている。
カタールOPシングルスベスト16と健闘した。
ミックスダブルスは鄭怡静選手とペアを組 森薗伊藤
ペアと激戦をしたが惜しくも破れたが 実力の高さを見せている。

まだ線が細く 世界トップ選手の中では見劣る。
今後 身体が出来て一回り大きくなってパワーがついて来れば驚異になるだろう。

男子の世界では 技術と早さだけでは世界のトップにはなれない 当然中国選手には勝てない。
ヨーロッパ選手に勝ても中国選手には勝てない。
彼の対戦成績を見ればはっきり現状がわかる。

0-4許听
0-4林高遠
0-3梁靖崑
0-4馬龍

2-1オフチャロフ
1-0ピッチフォード
1-1フランチスカ
1-0カールソン

Tリーグ 岡山リベッツに所属しトップ選手達との試合で経験を積み重ね実力UPしている。

まだ少年らしく可愛い顔をしているが 経験を積んで
精悍な顔立ちになって来れば怖い存在になるだろう。
今年 ワールドツアーで注目の選手だ。

中国選手に勝てる可能性を秘めた選手だと思う。
これからの成長が楽しみだ。

張本智和選手と共に世界を沸かせて欲しいものである。

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アジアカップの回顧

女子シングルス 昨年の表彰台の再現で幕を閉じた。
準決勝石川佳純vs陳夢
決勝 朱雨玲vs陳夢
結果は2018年アジアカップと同じであった。
中国の壁を崩す時は来るのだろうか?

2019 アジアカップ
男子
優勝  樊振東
準優勝 馬 龍
3位  丹羽孝希

女子
優勝  朱雨玲
準優勝 陳 夢
3位  石川佳純

樊振東選手 二連覇
朱雨玲選手 三連覇
中国選手の圧倒的な強さで大会は終わった。

決勝はいつも中国選手対決で 迫力のある試合になっている。レベル 実力の高さを見せつけてくれる。
試合観戦としては見応えがあり素晴らしかった。

しかし 残念に思うのは日本選手が中国選手の一角を崩し決勝に進む事が出来ないでいることだ。

予選から中国選手は決勝まで試合を落とさない。
日本選手は予選でも中国選手以外のアジアの選手に負けてしまう。

杜凱栞選手 鄭怡静選手 フォン・ティエンウェイ選手と強い選手がアジアにはいる。

中国打倒と叫び中国だけを見ていると日本選手は足元を掬われることになる。

中国が日本選手を警戒しているのは確かだが アジアカップを見ても力の差は歴然だと思う。

技術 体力 メンタル全て上である。

中国トップ選手に一度勝ったからと言っても 二度 三度と勝ち続けられない。
まだまだ 互角に対戦するところまでは行けていない。国内で強くても世界で勝てるとは限らない。世界で勝つ為には中国選手に勝たなければならない。

大会に選出する選手にしても 中国選手に勝つ可能性が高い選手を選出する必要があると思う。
そういう点では 日本の選出方法には疑問に感じる点もある。

中国はその点柔軟に選出している。
林高遠→馬龍
丁寧→陳夢
選手変更をしている。
中国は誰が出ても勝つだろうが カタール アジアカップ 世界選手権と試合スケジュールを見て選手の選出をしているのではないかと思っている。

普通は世界ランキング1位の選手を外して来ない。
丁寧選手には余裕を持って世界選手権に出場させるためだろうと考える。

それだけ 中国選手のレベルは高く層が厚いと言うことだ。

カタール アジアカップと中国のトップ選手が出てくる大会では中国選手に勝つことの難しさを痛感させられた。

東京オリンピックまでに 何処までこの差を縮め中国を追い詰めることが出来るだろうか?

世界選手権で日本選手の奮起を期待している。

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