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マスカレード・ホテル   vol 4

東野圭吾  マスカレード・ホテル
二年程前に マスカレード・ホテルを読んでいるが
内容を覚えていなかった。
本を読んだ時 強く印象に残らなかった。
映画を見るに当たり先行きや結果が分からないのは
楽しく見ることが出来た。

マスカレード  仮面舞踏会

全く関係ないが マスカレードと言えば
カーペンターズの曲を思い出してしまう。

ホテル コルテシアトウキョウ一流の雰囲気が
見ていて心地良かった。

木村拓哉 
SMAP解散後余り評判が良くなく 良く言われなかった。なぜなのかは分からない。
しかし 私個人的には「木村拓哉」と言う俳優は好きです。相変わらず良い男であり 俳優としての雰囲気も
素晴らしいと思う。

マスカレード・ホテル

ホテルに来るお客様は 仮面を被っている。
仮面舞踏会を楽しむためにホテルに来ている。
テルマンはお客様の素顔を想像しつつも
その仮面を尊重しなければならない。
決して 剥がそうと思ってはならない。

人は本当の素顔を 心の奥底に隠している。
信頼し心を許せる相手には 本当の素顔を見せる。

以前「お客様は神様です」と言う言葉が流行った。
一流ホテルを利用し高い料金を支払うお客様の中には
傲慢に振る舞う人がいるのも事実でしょう。
疑わしき人物 状況がいろんな場面で浮かんで来る。

人を疑い 真実を見極め犯人を逮捕する刑事
お客様がルールで お客様の我が儘であっても
お客様に不快な思いを差せない様に対応する
テルマ

お客様の仮面を剥がそうとする刑事
お客様の仮面を尊重するホテルマ

そんな中での潜入捜査は難しいものだろうと思う。
現実的に可能なのだろか?
上手く捜査が出来犯人逮捕出来るものだろうか?
と考えてしまう。

刑事 木村拓哉
テルマン 長澤まさみ
やり取りは見ていて面白い。
本当に起こりうることだろう。
木村拓哉のふてくされた演技も雰囲気があって
良いですね。ふてくされた感じも良く似合ってる。

ホテルと言う限られたスペースの中で物語が進行し
犯罪が行われようとする。
ホテルの中での人間模様の変化で物語が彩られている。
東野圭吾さんの作品らしく 簡単には犯人にたどり着けない。ミステリーと言う感じがしない。犯人像を掘り下げて行くのではない感じがした。刑事 木村拓哉
テルマン 長澤まさみの映画。ホテル コルテシアトウキョウで起こる物語と言う様に思った。原作の本の中では細かな描写や事件の背景 進行などがあるので違った印象になると思う。

映画としては良いものだと思うが
昨年見た 東野圭吾さんの原作 祈りの幕が降りるときの方が心に響き印象深く残っている。

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