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" 東京で金メダル "と公言し躍動する若い力

今日本のエースは・・・・・?? と問われれば
多くの人は 日本女子世界ランキングトップの
石川佳純選手と答えるのではないでしょうか。

2016年 リオデジャネイロオリンピックでエースとして活躍。平野早矢香さん 福原愛さんの後を日本のエースとして日本女子を引っ張って来ている。それは世界ランキングでも現れている。

しかし 2016年~2019年の全日本選手権を見ていると流れが代わりつつある。日本女子卓球の世代交代が
起こりつつあると感じている。

2016年 決勝 石川佳純-平野美宇 石川佳純優勝
2017年 決勝 石川佳純-平野美宇 平野美宇優勝
2018年 準決勝 石川佳純-伊藤美誠 伊藤美誠勝利
2019年 6回戦 石川佳純-早田ひな 早田ひな勝利

全日本選手権三連覇 四回の優勝をしている
石川佳純選手をこの三年間 2000年生まれの18歳の
三人が毎年代わる代わる石川佳純選手を破って来た。
今や中国選手だけではなく 国内の若い力が石川佳純選手に襲いかかっている。
伊藤美誠選手はワールドツアーでも石川佳純選手に勝っている。

18歳の三人の進化は目覚ましい。
石川佳純選手も出来なかった
世界トップの中国選手を三人破って
アジア選手権を優勝 平野美宇選手
同じように世界トップの中国選手三人を破って
スウェーデンOPを優勝 伊藤美誠選手

グランドファイナルダブルス優勝
早田ひな選手 伊藤美誠選手

石川佳純選手には迫り来る三人の足音が大きく聞こえ
肩を並べるところまで来たと感じているのではないだろうか。
2018年 2019年全日本選手権三冠 二連覇
伊藤美誠選手の充実ぶりは目覚ましい。

全日本選手権後のそれぞれの選手のコメントを
聞いて感じたことがある。

平野美宇選手は 自分のゾーンには石川選手 伊藤選手 早田選手がいない分勝ち上がり易いと思ったと言っていた。ここに心の隙が生まれ 14歳の木原選手に足元を救われた。

石川佳純選手は ひなちゃんのバックにあんなに押されると思わなかったと言っていた。決して対戦相手の早田選手に対し安易に考えていなかったと思う。が早田選手の強化して来たバックやフォアで戦ったことに隙が生まれたのではないでしょうか。

伊藤美誠選手は ダブルス優勝の後すぐに気持ちを切り替えて 早田選手は対戦相手だと考えた。早田選手はパワーのある選手なので自分のプレーをすることで
勝戦のつもりで戦ったと言っていた。ダブルスの最高のパートナーで普段なかが良くても 試合に望む時には早田選手と呼び 自分が倒す相手として意識している。
メンタルの面に置いても 今や伊藤美誠選手が日本女子の中では一つ上に行っているように思った。

東京オリンピック 三人の枠
石川 伊藤 平野 早田
今年この四人を争いは激しくなって行く。
他の日本選手も当然 代表争いに加わって来る。
どれだけメンタルが強いかが問われる一年になるのではないでしょうか。
この争いが日本女子を強くして行く。

石川佳純選手もこのまま終わる選手ではない。
また 進化して世界選手権やワールドツアーに望んで来る。石川 伊藤と言う二人のエース争いも目が離せない一年になる。



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