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万里の長城は長く高かった❗ カタールOP

万里の長城 紀元前214年秦の始皇帝が北方民族の侵攻を迎撃するために建設し始め勢力圏を北方へと広げた。大部分は明の時代に作られた。南北の境界線 21,196.1㎞にも及ぶ塞外である。
想像を遥かに超える建造物を建設した国民国力は計り知れなく強靭である。
卓球帝国中国の強さを物語っているようだ。
打倒中国を目指す 日本卓球会
中国の壁は万里の長城のように 日本が思う以上に遥かに堅牢であった。

カタールOP ベスト8
丁寧
伊藤美誠
フォンティンウェイ
王曼ユウ
劉詩ブン
WANG Yidi
何卓佳
SUN Yingsha

6人の中国選手勝ち上がって来ている。ベスト16には 陳幸同 GO Yutingもいる。
この中国選手達は Marvelous12に出ていた選手達である。ここには 陳夢(wr3) 朱雨玲(wr2)の二人が出てきていない。

世界ランキング順位を見てみよう。
wr1 丁寧
5 劉詩ブン
15 陳幸同
18 SUN Yingsha
31 何卓佳
44 WANG Yidi
61 GU Yting

wr4 石川佳純
7 伊藤美誠
9 平野美宇
12 佐藤瞳
20 加藤美優

ランキング10位以内の中国選手は丁寧 劉詩ブンの二人 日本選手は石川佳純 伊藤美誠 平野美宇と三人。

カタールOPでは石川佳純選手は第2シードの存在 wr18 SUN Yingsha選手に4-0のストレート負けだ。平野美宇選手は wr
31 何卓佳選手に4-2で負け 伊藤美誠選手は wr1 丁寧選手に4-0ストレート負けであった。石川選手 平野選手はランキングの格下の選手に勝てなかった。

中国は選手層が厚く国際大会で活躍するチャンスが少ないだけで実力のある選手がトップ選手の影に隠れている。

日本国内でいくら強くても安定した成績を修めランキングが高くても対中国選手に勝てなくては表彰台は遥かに高い。

世界選手権の前哨戦のカタールOP
決勝に進めたのは ミックスダブルスの森薗みまペアだけだが 許听/劉詩ブンペアに3-0のストレート負け力の違いを見せつけられた。

大魔王の称号を着けられ中国の警戒する選手となった伊藤美誠選手への期待が大きかったカタール
彼女自身もカタールへかける思いは相当に大きかった。

しかし 丁寧選手の壁は厚かった。シングルス ダブルスと敢えなくみま選手 みまひなペアの優勝への野望は打ち砕かれた。
ダブルス 世界ランキング1位のみまひなペア 優勝するチャンスが一番高かったが丁寧/WANG Yidiペアに阻まれた。

確かに日本女子のレベルは世界トップレベルまで上がって来ている。世界でも通用しているが 対中国選手となると状況は変わる。

Marvelous12に出ている選手で順位の下位選手であっても日本のトップ選手と遜色ない実力を持っている。それを中国にカタールで見せつけられた。
中国選手に勝てない日本選手と言う構図は変わらない。中国の牙城は崩れず笑う中国が目に見えるようだ。

世界の舞台での日本の勝負弱いところがなかなか改善されない。これはいろんなスポーツに共通した課題ではないだろうか。特にアジア圏にその特徴が出る。また島国日本の国民性もあるのだろうか。

技術では中国選手にもひけをとらない日本選手 世界での戦いはメンタルがものを言う。強化本部長宮崎氏が世界では メンタル70%技術30%と言うように 如何に相手よりも精神的に優位に立ち強いメンタルで勝ち切るかが勝負の別れ道なのだろ。

総人口約13.86億人と言う中からトップ選手を目指し幼い頃より大勢の競争相手としのぎを削り 自分の人生をかけた戦いを繰り返し中国代表になる。激しい競争の中でどんな場面でも負けないメンタルと強靭なスタミナ 体力をも身につけている。

常に勝つことを義務づけられ負けることを許されない厳しいプレッシャーの中でも自分自身を失わず勝ち切る中国選手 これが本当に強い選手だ。

東京までの間に日本選手はどこまで中国選手に迫り 中国の牙城を崩す存在になれるのだろうか。これからのワールドツアーに注目して行きたいと思う。

Road To TOKYO‼️

東京で金メダルの夢実現に向け戦い続ける
日本選手に応援し続けよう‼️



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