一流のアスリート
世界卓球選手権では思いもよらない事が起きる。
今大会女子ダブルス決勝での 「レット」 の判定が注目を集めている。
審判の不可解な判定はこの試合だけではなかった。人が判断することだからいろんなことが起こる。
ミックスダブルス決勝での 吉村/石川ペアのスポーツマンシップは素晴らしかったです。
ゲームカウント0-2で負けていた 第3ゲーム
10-8でリードしていた。石川選手のレシーブがネットに触れてアウトしていたが主審はエッジと判断して 11-8 吉村/石川のゲームと宣告したが日本ペアはアウトと申告 審判と中国ペアは入っていたのではと言うが日本ペアはアウトだと言い 10-8 からゲームを始めました。
審判の判定に黙って従えば簡単にゲームを取れた。
しかし 吉村/石川ペアはアウトの申告をしました。世界卓球選手権と言う大舞台の決勝 勝ちたい 1ポイントでも相手よりも取りたいそう思う中申告することは簡単な事ではないように思います。
申告し自分達のプレーに徹した 吉村真晴選手
石川佳純選手は一流のアスリートだと思います。
世界卓球選手権で合わせて12個の金メダルを獲得した ミスター・テーブルテニス 故荻村伊智朗氏は小中学生によくこんな話しをしたそうです。
君達はもう10年 卓球をしているよね。だから
10年選手 なんだ。まだ14歳だからとはならないんだよ
卓球を続けて来た年月は 成長する年月 だと荻村氏はとらえていました。
子供だから 中学生だからと甘やかされてはいけない。自己管理 周囲への振る舞い マナーなど アスリートとして成熟したものを持て と言うことを説いていました。
自立し成長することこそが一流のアスリートだと思います。
日本のトップ選手である 水谷選手 石川選手の姿は若い選手達のお手本になっていると思うし日本の卓球を強くして来た一流のアスリートだと思います。
若い選手達が二人の背中を追い続け 追い越して行こうとしています。
勝負の勝ち負けでなく 人としての成長 人間性を高め魅力的な選手 人として憧れる選手になって行って欲しいと思います。