2011年世界ジュニア選手権で 4冠を獲った逸材が輝きを放つ 陳夢選手
卓球選手だった母親の影響を受け卓球を初め 中国屈指の名門クラブ 山東魯能で卓球の実力を着けた。
2011年世界ジュニア 団体 シングルス 女子ダブルス 混合ダブルスで優勝 4冠を達成する。
2012年 カタールOPではシングルスで優勝する。
次期中国のエースとして注目を集める。
2012年カタールOP優勝 陳夢選手
李暁霞選手 丁寧選手 劉詩ブン選手 朱雨玲選手の壁は高かった
ロンドンオリンピック 金メダル
リオデジャネイロオリンピック 銀メダル
世界卓球選手権でも金メダルを獲った李暁霞選手。
リオデジャネイロオリンピック 金メダル
世界卓球選手権で3度金メダルを獲った丁寧選手。
世界卓球選手権 金メダル1 銀メダル2 銅メダル3と常に世界のトップでプレーしている劉詩ブン選手。
上には強力な先輩達がいた。
李暁霞選手の引退の後は 丁寧選手 劉詩ブン選手 朱雨玲選手が中国のトップとして代表の座にいた。
朱雨玲選手とはダブルスのペアを組 世界卓球選手権 グランドファイルなどでメダルを撮っているが二人は良きライバルでもあります。
対戦成績は勝ったり負けたり五分五分の成績ですが 世界ランキングでは陳夢選手よりも上位にいました。
陳夢選手/朱雨玲選手
陳夢選手には 尊敬する選手がいました。
大魔王の愛称を持っていた 中国の絶対的女王
張怡寧選手。
大満貫を達成した張怡寧選手を尊敬しプレースタイルを取り入れていました。
張怡寧選手
陳夢選手のプレースタイル
右シェイクハンド 両面裏ソフトドライブ型
カーボネード45 テナジー64
ボディーバランスが良くラリー戦で揺さぶられても体勢を崩さずボールを打ち返す事ができ フットワークもいい。
相手の打ち返すボールの起動が分かっているかのような位置取りができる。
バックバンドの早いラリー パワーのあるフォアバンドドライブと守備範囲の広いフットワーク 穴のないオールラウンドプレイヤーです。
十代から二十代前半は体力的にまだまだ成長段階で 丁寧選手 劉詩ブン選手 朱雨玲選手には力強さでは見劣りしていました。
2012年 カタールOP優勝時の写真と現在の陳夢選手を見比べて見れば如何に充実期を迎えているかが分かると思います。
Marvelous12の時の陳夢選手
陳夢選手のモグモグタイム
試合のインターバルの時選手は コーチとコミュニケーションを取りながら 水分補給やエネルギー補給のゼリーを取っています。
陳夢選手は 時折 バナナ を食べている所が映し出されます。
カーリングでは モグモグタイム と言って話題になりましたが卓球の試合で固形物を取る選手を見たのは陳夢選手が初めてで驚きました。
さすがに 食べるのは一口程度です。
プロテニスプレイヤーの大阪なおみ選手もベンチにバナナを置いてありました。
試合前に食べておくものだとばかり思っていました。
エネルギー補給のゼリーとかバナナとか試合中にどのくらい効果があるのでしょう。
バナナの効用
バナナは低カロリーで1本約86キロカロリーです。ご飯お茶碗半分 6枚切り食パン半分(何もつけない)と同じカロリーです。
果物の糖質はエネルギーに変わりやすいと言われています。バナナの糖質は ブドウ糖 果糖
ショ糖などいろんな糖類を含んでいます。
ブドウ糖は直ぐに 脳のエネルギー源になります。疲れている時や朝にブドウ糖を取ると頭がスッキリするのはこのことからです。
バナナは果糖を多く含み太りにくい体を作ると言われているそうです。
バナナは運動前と運動後の強い見方
バナナの糖質は20分程度で消化するため 運動する30分前に食べると良いようです。持続的なエネルギー源になるようです。
運動後30分以内に食べると筋肉を補修し 疲労回復に効果があると言われているようです。
成長著しく中国女王の座を狙う
穴がないオールラウンドプレイヤーでしたが
今一つ決め手にかけ パワーでは負けている所がありました。
体つきががっちりして 安定感 パワーも着き
下がらされることもなくなって来て オールラウンドのプレーが生きて来ました。
世界卓球選手権では決勝進出し 惜しくも劉詩ブン選手に敗れ準優勝でしたが 今年は飛躍の年になりそうです。
若手の王曼ユウ選手 SUN Yingsha選手の台頭もあり代表争いが激化する中 虎視眈々と女王の座を狙う 陳夢選手から目が離せない年になりました。陳夢選手の活躍に期待して応援して行きたいと思います。
陳夢選手とトレーナー
最後までお読み頂きありがとうございました。
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