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木原美悠選手 クロアチアOP シングルス ダブルス優勝 2完達成‼️

ダブルスのパートナーでJOCアカデミーの先輩長崎美柚選手に勝ち決勝進出。

決勝は 加藤美優選手。

クロアチアOPの試合が始まり 加藤美優選手が優勝かと思っていました。

加藤美優選手に 待ったを掛けたのがなんと 14歳の木原美悠選手。


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木原美悠選手


試合は一進一退フルセット。
厳しい展開にも崩れず 強気で攻め続けて競り合いをものにし押切りました。

木原 4-3 加藤 のスコアで優勝。

加藤美優選手は 世界選手権最終選考会で早田ひな選手に勝ち代表入り。
世界選手権でベスト8 スペインOP(チャレンジ)優勝と今大会の優勝候補筆頭の選手でした。

相手が誰でも臆することなく 自分のプレーに徹底する 彼女のハートの強さは大きな武器です。


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木原/長崎vs佐藤/橋本

ダブルスは 佐藤/橋本ペア 世界選手権3位の強敵。優勝候補筆頭のペア相手に 木原/長崎ペアは 主導権を握り前後左右に揺さぶり 左右コーナーを打ち抜いて見せます。まるで木原/長崎ペアが格上のような試合でした。

木原/長崎 3-1 佐藤/橋本 のスコアで優勝。

長崎美柚選手とは JOCアカデミーの先輩後輩 同室で仲がいい。
Tリーグ 木下アビエル神奈川で同じチームメイト。
ダブルスのパートナーとしても長くコンビを組んでいます。

2015年 ジュニアサーキット イタリア
ジュニア女子ダブルス準優勝を皮切りに
木原/長崎ペアは 経験と実績を積み重ねて来ました。
Tリーグの試合でも木原/長崎ペアは活躍し
木下アビエル神奈川の大きな戦力になっていました。

前大会スロベニアOP ダブルス優勝に続き2大会連続の優勝は素晴らしい活躍です。



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木原美悠選手

未来が楽しみな14歳の進化

世界ランキングU21
1 長崎美柚(wr39) 2 大藤沙月(wr66)についでの3位

世界ランキング 80位

2018年韓国OP U21
決勝進出 vs蘇慧音(香港)を倒して優勝しています。

この時優勝インタビューで 今度は上のクラスで優勝できるようにする と言っていました。

言っていた事が実現した クロアチアOPでした。



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木原美悠選手

2019年全日本選手権 ジュニアでは決勝に進出できませんでしたが 女子シングルスでは決勝に進出しました。

平野美宇 佐藤瞳 森さくらと実績のある選手達を次々と倒しての決勝です。
14歳5ヵ月と言う史上最年少記録を作りました。

決勝では 伊藤美誠選手に負け準優勝でしたが 大器の片鱗を見せ強烈な印象を残しました。

163㎝と恵まれた体格に体力が伴って来て
成長を感じます。

日本の女王 エースとして日本女子を牽引して 日本を強くした石川佳純選手。
その背中を追いかけ追い越そうとしている
2000年生まれ19歳のみう・みま・ひな黄金世代の3人がいますが

目が離せない14歳の木原美悠選手です。


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木原vs早田 木原/長崎vs佐藤/橋本
木原vs伊藤

木原美悠のセールスポイント

  • メンタルの強さ

全日本選手権決勝 vs伊藤美誠
飄々として動じない姿にビックリしました。何か伊藤美誠選手と似た感触を感じました。

タオルタイムにタオルを取らない所 卓球台の所で集中して思考を巡らせている所も伊藤美誠選手と似ています。

試合でも相手にやられたプレーをやり返す所は気が強いです。

Tリーグに参戦して 皆の注目を一身に浴びて 1台の卓球台で試合をしても全く緊張しないそうです。

メンタルの強さは彼女の武器です。

  • サービス

巻き込みサーブ しゃがみこみサーブ
王子サーブを駆使して多彩な変化をつけ コース取りとコントロールに優れています。

ベテラン選手でもレシーブをミスするほど切れています。

試合を優位に運ぶには 切れるサーブはなくてはならないものです。



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木原美悠選手

プロフィール

2004年8月3日生まれ 明石市出身14歳
JOCエリートアカデミー
木下アビエル神奈川

163㎝ 右シェイクハンド
ラケット ファイヤーフォールVC
フォア面 V>15Extra
バック面 VO>102
戦型 右シェイク裏表前陣速攻型
(異質ラバー)

姉 兄も卓球選手(現在はコーチ)
4歳で卓球を始めました。
8歳の時 2011年全日本選手権バンビの部
小2以下優勝を機に 元卓球選手であった父が卓球教室 ALL STAR を運営して本格的に指導を始めています。



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木原ファミリー


毎日欠かさず4時間の練習。 
超スパルタで泣いてもやっていたが 彼女自身も止めようとしなかったと言うことのようです。

気の強さやメンタルの強さはこの頃から養われて来たようです。

2014 東アジアポープス(小学生6年以下)代表
2015 ジャパン12 10歳8ヵ月史上最年少で出場
2019 全日本選手権決勝 14歳5ヵ月史上最年少


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熱血指導の父

木原美悠の戦績

2011年~2016年
全日本選手権 バンビ カブ カデット
ホープスで優勝6回

2015年からITTFジュニアサーキットに参戦
シングルス ダブルスで経験と実績を積みます。

2016年
ワールドカデットチャレンジ
シングルス 優勝

2017年
ジャパンOP U21
シングルス 準優勝
全国中学生選手権
シングルス 優勝
世界ジュニア選手権
団体 準優勝(決勝中国選手に勝利)

2018年
スロベニアOP(チャレンジ)
ダブルス 準優勝(長崎美柚)
韓国OP
U21 優勝 (vs蘇慧音)

2019年
全日本選手権
シングルス 準優勝 (vs伊藤美誠)
スロベニアOP(チャレンジ)
ダブルス 優勝(長崎美柚)
クロアチアOP(チャレンジ)
シングルス 優勝 (vs加藤美優)
ダブルス 優勝(長崎美柚) (vs佐藤/橋本)


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木原美悠選手

木原美悠の分析

彼女の強さは 父親のスパルタ式指導に基礎がありますが JOCアカデミーに入り 技術 体力 メンタルと指導を受けて来た事でしょう。
JOCアカデミーに入り最も成長した所は メンタル面だそうです。諦めない精神的な強さが出来たようです。

13歳で T2 APAC参戦
Tリーグ 木下アビエル神奈川で参戦
この事が 木原美悠選手を大きく成長させました。
最年少プレーヤーとしてTリーグに参戦し
実力者達と試合をして来た事は 収穫が多かったでしょう。

ラケットへのこだわり
スピード重視の卓球で ラケットは軽くて打球感が良いもの バックに貼っている表ソフトは 変化の大きさよりも自分の扱いやすいものを重視。

木原美悠選手はこのように言っています。

今のラバーは スピードと回転の両方が使えて バック対バックはほとんど負けない。とてもスピードがでるのがいい。

小学生までは ドライブが全然出来なくてフォアは合わせるだけだった。
このラバーを使ってから ドライブとスマッシュを両方使えるようになった。威力も出せるようになった。



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木原美悠選手


最終目標はオリンピック

2020年東京オリンピックは難しいが 2024年パリオリンピックは有力な候補選手です。

大器の進化に注目しています。



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木原美悠選手

最後までお読み頂きありがとうございました。