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LPGAを席巻する韓国女子ゴルファー

LPGAのリーダーボードを見ていると韓国女子ゴルファーの名前が多い。

 

LPGAに世界から選手が参戦している中で圧倒的に韓国選手の参戦が多く上位の成績を修めている。

2019年 すでに2勝を修め常に上位に顔を出している コ・ジンヨン選手が現在世界ランキング1位の座にいる。

 

日本でも韓国選手が活躍し人気も高く日本女子ゴルフを盛り上げて来ました。韓国 日本を始めアジアの国では幼い頃から親が子供に英才教育をさせプロ選手にする傾向が強いため 十代の頃から活躍する選手が多く出てくる。

 

米国のツアーではパワー 飛距離がなくては勝つことが難しいと思っていましたが ゴルフ用具も進化して状況が変わって来ているのでしょう。

また 韓国はゴルフに限らずジュニア世代から激しい競争社会です。大学受験の時の様子が日本のニュースにも流れるくらいです。

韓国は国家プロジェクトのような体制でジュニアからエリート教育をしているようです。

家族もそれを支持して 家族は子供の収入で生計を立てるようです。

日本で活躍するイ・ボミ選手の取り巻き チームイ・ボミは凄いですね。

 

米国では奨学金を貰い大学でゴルフを磨く女子ゴルファーが多いようです。

 

ここに人生の考え方の違いがあるように思います。

 

プロゴルファーとして地位と名誉 大金を手に入れて成り上がるのか。

プロゴルファーは自分の人生であり人生を豊かにする一つとして考えるか。

考え方で変わって来るのでしょう。

 

日本ゴルフ協会ナショナルチームのガレス・ジョーンズ氏が言っていました。

子供の頃は ゴルフとウエイトだけでなく多くの競技に取り組む マルチアスリート でさまざまな競技を体験して欲しいと

 

早期教育は強い選手を育てる為の一つの方法だが 技術や体力を向上させる反面 心 精神の発達がついて行かない場合があり若くして自分の人生を駄目にしてしまう場合もあると思います。

 

親や指導者 周りの環境が結果だけに注目して 心 自立が促されないからだと思います。

 

親や指導の対応が問われる所です。

子供が尊敬する選手をメンターとして自ら努力して行く場合は状況が変わって来ると思いますが アスリートとして 人として自立できるように指導することは重要になると思います。

 

成り上がる ハングリー精神は確かに強い選手を産みますが怖さもあります。

 

LPGAは 米国の選手が活躍できなくゴルフ人気が下がることを懸念して 外国選手に対して英会話の口頭試験を実施し能力が十分でない場合はツアー資格を剥奪するとしたが LPGAを人権侵害で告発する動きが起きて方針を撤回した。

LPGAの本音は韓国選手の締めだし。

このことで 米国ツアーで活躍する選手はほぼ英語取材に対応できるようになり マナーもよくなったそうです。

 

日本女子プロゴルフ協会は QT出場資格をLPGA会員のみと変えて来たようです。

日本でプレーしている韓国選手やこれから日本でプレーしたいと思っている韓国選手の締めだしになりそうです。これが日本女子プロゴルフに取って良いのかはわかりませんが強い選手が日本でプレーしなくなることはレベル強化になるとは思えないです。

 

オリンピック種目にゴルフが採用され 東京オリンピックに出たいと考えている選手に取ってもLPGAツアーで高いポイントを取りランキングを上げる為にもLPGA参戦は必要なことです。

 

世界各国にそれぞれの文化や習慣があります。

LPGAにはLPGAの歴史や品格があります。

名誉やお金も人生ではあるが アスリートは特に人々の注目を浴びています。

強い選手に憧れ目標として子供達がスポーツを始めます。

アスリートとして 人として素晴らしい人であって欲しいと思います。

 


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